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【11月5日は津波防災の日/子育て中の保護者にアンケート調査】 津波の際に避難するための”津波避難場所”を知っている人はたった3割。 ~ハザードマップを確認したことがある人も半数を下回る結果に~

2023.11.02 / BABY JOB株式会社


保育施設向けおむつのサブスク「手ぶら登園」や保育施設探しをサポートする「えんさがそっ♪」など、子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社は、東日本大震災を教訓として津波対策について国民の理解と関心を高めるために制定された「津波防災の日」に向けて、全国の保護者に対して防災意識に関するアンケート調査を行いました。

内閣府によると、災害が起きた際に緊急避難する「避難場所(指定緊急避難場所)」とは別に、津波の際に避難するための場所として「津波避難場所(津波避難施設)」と「津波避難ビル」が全国に約16,000箇所設置されています(令和3年4月時点)。しかし、BABY JOBが子育て中の全国の保護者441名に対して調査を行ったところ、この存在を知っている保護者は、たったの32.4%であることがわかりました。

BABY JOBでは、この「津波防災の日」をきっかけに、より多くの保護者に災害対策について知ってもらえるよう、啓発活動を行っています。

7割以上の保護者が「子どもが生まれて防災意識が高まった」ものの、実際に対策できていることは少ないという結果に。
BABY JOBが子育て中の全国の保護者441名を対象に防災意識についてアンケート調査を行った結果、「子どもが生まれてから防災に関する意識が高まった」と答えた保護者は73.7%であり、多くの保護者が防災意識を高く持っていることがわかりました。

一方で、「避難場所(指定緊急避難場所)の場所を確認している」のは57.1%であり、「避難場所(指定緊急避難場所)までの避難経路を確認している」のはたったの23.6%であることがわかりました。

また、「避難場所」は災害が起きた際命を守るために緊急避難する場所であり、「避難所」は災害によって帰宅困難になった人が一時的に暮らす場所であることに関し、この違いを「知っている」と答えたのは40.8%となり、半数を下回りました。更に、「子ども用の防災グッズを用意している」と回答した保護者もたったの35.6%であり、3人に2人は防災グッズを用意していないことがわかりました。

これらのアンケート結果より、特に子どもを連れた避難では、早い判断と安全の確保が必要な中、『どこに避難するべきか』『どのように避難するべきか』について認識している保護者が少ないことが明らかになりました。

津波の際の避難場所、知っている人はたったの3割。
避難場所は別に、津波の際に避難するための津波避難場所(津波避難施設)と津波避難ビルがあることについて「知っていた」と答えたのはたったの32.4%という結果になりました。
また、自宅周辺のハザードマップについて「確認している」と答えたのは42.6%と、半数を下回りました。

また、「保育園や学校からの子どもの引き渡しについて家族で話し合えている」と答えたのは39.9%、「災害時の家族の集合場所について話し合えている」と答えたのは20.2%となっており、多くの保護者が実際に災害が起きた場合の具体的な事象について話し合えていないことがわかりました。

今回の調査結果から、多くの保護者が「防災について考えなければいけない」という意識は強く持っており、一般的に広く知られている情報については確認していることが多いものの、津波が起こった際の避難に関する情報や、実際に災害が起きた場合のより具体的な防災については考えられていないということがわかりました。

【調査概要】
調査対象:「手ぶら登園サービス」を利用している子育て中の全国の保護者441名(20代~50代)
調査期間:2023年10月17日~2023年10月30日
調査方法:アンケートフォーム

子育て支援のリーディングカンパニーとして、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現へ
BABY JOBは、子育て支援のリーディングカンパニーとして、これからも「すべての人が子育てを楽しいと思える社会の実現」をビジョンとして掲げ、あらゆる角度から、子育てをする保護者の支援を行っています。その一環として、今後も今回のように子育て世帯の実態を調査し、子育てに必要な重要情報を発信していくことで、社会がより子育てしやすい環境へと変わるように活動を続けてまいります。

小さい子連れの避難は、大人だけで避難するよりも非常に困難な面が多くあります。被災した際に少しでも素早く、安全に避難できるよう、BABY JOBでは、こうした避難場所等に関する周知や、避難生活で使える赤ちゃんのための豆知識をInstagramなどでも発信しています。
投稿URL:https://www.instagram.com/p/CzGP4UTyg69/

今回の調査結果では、防災に関する詳細な情報がなかなか保護者に伝わっていない現状が明らかになりました。これに鑑み、BABY JOBでは、SNSアカウントやサービスサイト等で防災に関する情報の発信を定期的に行ってまいります。今後も、防災とボランティアの日(1月17日)や防災意識を育てる日(3月11日)、防災の日(9月1日)などに合わせて、多くの人に必要とされる情報の発信と啓発活動を行ってまいります。

■ 手ぶら登園について

『手ぶら登園』は、保育施設で紙おむつが使い放題になる日本初※1のサブスクです。
保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。2019年7月にサービスを本格的に開始し、現在(2023年11月時点)は4,250施設以上で導入されています。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しています。
紙おむつのサブスク:https://tebura-touen.com/

また、紙おむつに加えて使い捨てコットカバーのサブスクを2022年2月より開始しています。サービスを利用することで、保護者がお昼寝用の寝具を持ち込み・持ち帰り・洗濯する負担を減らすことができます。さらに、下痢や嘔吐で汚れた場合には新しいカバーに取り替える使い捨て仕様のため、衛生的で感染症予防の観点でも安心できるサービスです。
コットカバーのサブスク:https://nap.tebura-touen.com/

※1)2019年当時、BABY JOB調べ
※手ぶら登園ⓇはBABY JOB株式会社の登録商標です。

■保育施設探しサポート「えんさがそっ♪」
保護者がスマホを使って片手で簡単に「保活」を行えるプラットフォーム「えんさがそっ♪」。
えんさがそっ♪HP:https://ensagaso.com/

保護者は、「えんさがそっ♪」を利用することで、自宅や現在地付近の保育施設を地図上で簡単に検索できたり、気になる保育施設をお気に入り登録して後からまとめて見返せたり、お問い合わせや見学の申し込みをすることができます。授乳中や子どもが寝ている間でも、時間や場所を問わずに気軽に活用できるので、「保活」がもっとスムーズに行えるようになります。

<BABY JOB株式会社とは>
すべての人が子育てを楽しいと思える社会を実現するために、保育施設向けの紙おむつの定額制サービス「手ぶら登園」などを中心に、子育てに関する社会課題の解決に取り組む会社です。
■名称:BABY JOB株式会社
■事業内容:保育施設サポート事業、子育て支援事業
■代表取締役社長 上野 公嗣
■所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号
■設立:2018年10月1日
■資本金:1億円
■HP:https://baby-job.co.jp/
■手ぶら登園サービス公式Webサイト:https://tebura-touen.com/
■保育士向けオウンドメディア「手ぶら登園保育コラム」:https://tebura-touen.com/column/
■手ぶら登園公式Twitter:https://twitter.com/teburatouen
■えんさがそっ♪公式Instagram:https://www.instagram.com/ensagaso/
■保護者向け幼保施設の検索サイト「えんさがそっ♪」:https://ensagaso.com

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
BABY JOB株式会社
広報担当:東(あずま)
E-mail:n.azuma@baby-job.com
Tel:080-3563-5351