10月からの児童手当拡充少子化対策の効果は?保護者の2人に1人が理想の子どもの数と現実にギャップを感じると回答
2024.10.03 / BABY JOB株式会社
保育施設向け紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」や保育施設探しをサポートする「えんさがそっ♪」など、子育て支援サービスを運営するBABY JOB株式会社(本社:大阪府大阪市)は、2024年10月からの児童手当拡充に伴い、全国の保護者129名を対象に意識調査を実施しました。
調査の結果、保護者の約6割が「理想の子ども数と現実のギャップを感じている」と回答しました。さらに、児童手当の拡充には多くの期待が寄せられているものの、実際に「理想の子ども数を実現できる」と答えた保護者は3割にとどまることが分かりました。
【調査概要】
調査対象:全国の子育てをしている保護者129名
調査期間:2024年9月2日~9月24日
調査方法:Googleフォームでアンケート回収
【調査結果 トピックス】
①約2人に1人以上が子どもの数に理想と現実にギャップがあると回答
②児童手当拡充の認知度は約9割
③児童手当の拡充で理想の子どもの数を実現できると回答したのは約3割
①約2人に1人以上が子どもの数に理想と現実にギャップがあると回答
調査では、保護者の約6割が理想の子どもの数と現実的に持てる子どもの数にギャップを感じていると回答しました。その主な理由としては、金銭面での不安が挙げられました。
<理想と現実にギャップがある理由>※一部抜粋
・金銭的、身体的負担を考えると理想だけを追い求めることはできないから。(妊娠中、1歳の保護者/理想3人、現実2人)
・産んでみて知った産後の大変さ。2人産んであと1人は無理だなって思ってます。(1歳、3歳の保護者/理想3人、現実2人)
・子どもは欲しいが、経済的な不安、子育てのサポートに不安がある。(妊娠中、2歳の保護者/理想3人、現実2人)
・仕事と育児の両立が難しく、経済的な問題もある。(3歳、6歳以上の保護者/理想5人、現実3人)
②児童手当拡充の認知度は約9割
10月から始まった児童手当の拡充について、87.6%の保護者が「知っている」と回答しました。しかし、そのうち約4割の保護者は、制度の詳細を把握していないという結果が出ています。今回の拡充では新たに手続きが必要となるケースもあるため、今後国による広報活動の強化が求められます。
また、拡充内容で「良いと思う」と回答された項目では、「支給対象が中学生から高校生まで延長される点」が79.1%と最も高く、8割近くにのぼります。続いて、「所得制限の撤廃」が54.3%、「支給月が年3回から年6回に増加」が45.0%と、全体的に拡充内容に対して高い評価が寄せられていることが分かります。
③児童手当の拡充で理想の子どもの数を実現できると回答したのは約3割
児童手当が拡充されることについて、90.7%の保護者が良いと評価している一方で、拡充によって「理想とする子どもの数を希望できるようになる」と答えたのは33.3%にとどまりました。
子育て支援のリーディングカンパニーとして、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会」の実現へ
BABY JOBは、子育て支援のリーディングカンパニーとして、「すべての人が子育てを楽しいと思える社会の実現」をビジョンとして掲げ、子育てをする保護者の支援と子どもと向き合う保育士の支援を行っています。その一環として、今後も子育て世帯や保育士にとって有益な調査を実施し、役立つ情報の発信や提言を行ってまいります。
<これまで実施した調査(一部)>
▼厚生労働省からの通達で状況が好転。公立保育施設で使用済みおむつの持ち帰りは大幅に減少。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000038762.html
▼保護者に「ご飯などの主食」を持参させている公立保育施設は約4割
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000134.000038762.html
▼【大阪府版】2024年保育施設に子どもを預けやすい自治体NO.1は枚方市
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000149.000038762.html
■ 手ぶら登園について
『手ぶら登園』は、保育施設で紙おむつとおしりふきが使い放題になる日本初※1のサブスクです。
保護者は「紙おむつに名前を手書きして持参する」という手間が無くなり、保育士はおむつの個別管理の手間が無くなるという、保護者・保育士双方の課題を解決するサービスです。2019年7月にサービスを本格的に開始し、現在(2024年10月時点)は5100施設以上で導入されています。2020年には、日本サブスクリプションビジネス大賞のグランプリを受賞しています。
紙おむつのサブスク:https://tebura-touen.com/
また保護者の負担をさらに軽減するために、紙おむつに加えて「使い捨てコットカバーのサブスク」や「食事用 紙エプロン・手口ふきサブスク」を開始しています。
使い捨てコットカバーサブスク:https://nap.tebura-touen.com/
食事用 紙エプロン・手口ふきサービス:https://tebura-touen.com/column/archives/3877
※1)2019年当時、BABY JOB調べ
※手ぶら登園ⓇはBABY JOB株式会社の登録商標です。
■保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」
保育施設内で発生する現金対応をなくし、保育士と保護者の負担を軽減するキャッシュレスサービスです。保育士はおつりの準備や保管をする手間がなくなり、保護者も様々な支払い方法を選べるので便利になります。このサービスは、こども誰でも通園制度や一時保育でもご利用いただけます。
誰でも決済サイト:https://daredemo-kessai.com/
■保育施設探しサポート「えんさがそっ♪」
保護者がスマホを使って片手で簡単に「保活」を行えるプラットフォーム「えんさがそっ♪」。えんさがそっ♪HP:https://ensagaso.com/
保護者は、「えんさがそっ♪」を利用することで、自宅や現在地付近の保育施設を地図上で簡単に検索できたり、気になる保育施設をお気に入り登録して後からまとめて見返せたり、お問い合わせや見学の申し込みをすることができます。授乳中や子どもが寝ている間でも、時間や場所を問わずに気軽に活用できるので、「保活」がもっとスムーズに行えるようになります。
【BABY JOB株式会社について】
保育施設向けの紙おむつとおしりふきの定額制サービス「手ぶら登園」などを中心に、子育てに関する社会課題の解決に取り組む会社です。
【会社概要】
■名称:BABY JOB株式会社
■事業内容:保育施設サポート事業、子育て支援事業
■代表取締役 上野 公嗣
■所在地:大阪府大阪市淀川区西中島6丁目7番8号
■設立:2018年10月1日
■資本金:1億円
■HP:https://baby-job.co.jp/
■保育施設向け紙おむつとおしりふきのサブスク「手ぶら登園」:https://tebura-touen.com/
■保育士向けオウンドメディア「手ぶら登園保育コラム」:https://tebura-touen.com/column/
■手ぶら登園公式Twitter:https://twitter.com/teburatouen
■保護者向け幼保施設の検索サイト「えんさがそっ♪」:https://ensagaso.com
■えんさがそっ♪公式Instagram:https://www.instagram.com/ensagaso/
■保育施設向けキャッシュレスサービス「誰でも決済」:https://daredemo-kessai.com/
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
BABY JOB株式会社
広報担当:東(あずま)
E-mail:n.azuma@baby-job.com
Tel:080-3563-5351